【カーリング】コンサドーレが２２年北京五輪の日本代表に決定　約３時間の激闘制す [鉄チーズ烏★]

◇全農　日本カーリング選手権◇最終日（１４日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク）

　男子決勝が行われ、コンサドーレが高校生チームの常呂ジュニアを９―７で下し、大会３連覇。２２年北京五輪の日本代表に決定した。男子は４月に予定されている世界選手権（カナダ）で上位６か国に与えられる出場枠を獲得すれば、五輪出場が確定する。

　試合は第１エンド（Ｅ）、常呂ジュニアが不利な先攻ながら１点をスチール。第２Ｅはコンサドーレが２点を取り、第３Ｅは常呂ジュニアが１点と、互いに譲らぬ展開。第５Ｅ終了時点で４―４の同点で後半戦に突入した。

　第６Ｅは、後攻のコンサドーレが大量得点の●スを作りながらも、１点にとどまり、第７Ｅは後攻の常呂ジュニアが、メジャー計測の結果、大量３得点を獲得。７―５で初のリードを奪った。しかし、直後の第８Ｅ、後攻のコンサドーレが、清水徹郎のトリプルテイクアウト（相手の円内の石を３個、円外にはじき出す）の好ショットで相手のミスを誘い、３点奪い返して、再び１点リードした。

　第９Ｅは、コンサドーレが不利な先攻ながら粘り強く、貴重な１点を追加。９―７とした。第１０Ｅは２点を追う常呂ジュニアが、有利な後攻だったが、同点に並ぶ石が円内になくなり、ギブアップ。コンサドーレが約３時間にわたる激闘を制した。

　◆北海道コンサドーレ札幌　サッカー・Ｊ１札幌が２０１８年に新設（前身は４ＲＥＡＬ）。活動拠点は北海道北見市、常呂町など。１８年パシフィック・アジア選手権優勝。１８、１９年日本選手権優勝。